○ 時期:2009年3月
○ 国名:USA
○ 企業名:FedEx Office(旧FedEx Kinko’s)
:空運業世界首位のFedEx Corporationの関連会社
:FedEx Corporationが2004年書類のコピー及びプリント・サービスを提供するアメリカのチェーン店「キンコーズ」(Kinko’s)を24億ドルで買収し、FedEx Kinko’sを設立
| ○ Agency |

| ○ 施策ポイント |
喫緊の社会問題(=失業者・求職者増)の一側面(=求職者はレジュメの印刷が必要)と、
自社のリソースを効果的にリンクさせ、大義名分(=失業者・求職者の支援)のあるPRプログラムに仕上げた。
※大義名分のあるPRプログラムは、CSR観点でのブランディング効果が望めるだけでなく、多数のカバレッジ獲得に繋がりやすい傾向にある。
| ○ 施策内容 |
キャンペーン名:Free Resume Printing Day(=履歴書無料印刷の日)
■ 概要
フェデックス・オフィスはこの不景気中に就職活動をしている求職者を支援するという名目で(大義名分を立て)、全米のフェデックス・オフィス支店にて、『フェデックス・オフィスを利用する求職者が1日だけ無料で履歴書(resume)をプリントアウトできる』というイベントを実施した。
■ 戦略
◇このイベントは“アメリカの労働統計局による失業率データが発表された4日後”に実施された。
◇フェデックス・オフィスの利用客は全米にある1,600箇所の支店にて1人あたり25部まで履歴書をコピーできた。
※部数の上限は決まっていたものの履歴書のページ数に制限は無く、上質な紙を使用することもできた。
(備考):従来フェデックス・オフィスは対企業向けプロモーション(B to B)を主に手掛けていたが、今回のこのイベントに代表されるように徐々に消費者に重きを置いた宣伝活動を手掛けるようにシフトしてきている。
■ PR/パブリシティ戦術
・フェデックス・オフィスの利用客にこのイベントを告知するために伝統的なメディアとソーシャルメディアの両方を活用した。具体的にはアメリカ各地(支店のある場所)のテレビ局や新聞紙、大学新聞、ビジネス誌や、一般のブログへアプローチを行った。
・更にフェデックスが運営しているTwitterやブログ(FedEx Citizenship Blog)からもイベントについて情報発信を行った。
・自社の社員に自身のブログやTwitter、参加しているSNSにてこのイベントについて積極的に情報発信することを推奨した。
| ○ 結果 |
・ 約24,000人の利用客により合計853,000部の履歴書が印刷された。
・ ビジネス・ウィーク、USAトゥデイ、国内ラジオ、CNN,グッドモーニング・アメリカなどのメディアで露出を獲得した。
・ フェデックス・オフィスのホームページ掲載のプレス・リリースは36,743件閲覧された。
・ このイベントについてTwitter上では1,500件以上のつぶやき(Tweet)があった。
| ○ 引用元サイト |
・ FedEx Office
http://news.van.fedex.com/freeresumeprinting
・ CNN.com
http://edition.cnn.com/2009/LIVING/worklife/03/10/free.resumes/
・ PR WEEK US
http://www.prweekus.com/fedex-adds-to-its-resume/article/139078/




